[はぐみがはぐくまれるまで]#06

なおみん編集長です。
「はぐみ」というコンセプトが
はぐくまれるまでのストーリーを
連載記事として書いております。  

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妊娠すれども出産には至らないまま
2度の流産を経験した頃。

年齢的にも
30代前半のうちに授かりたいという思いがあり
不妊治療のクリニックへと行きました。

そこで最初の検査を受けると、
まず見つかったのが子宮頸がん手前という状態。

結果的にはがんではなかったものの、
しばらく経過観察が続きました。


それから3度目の妊娠をしました。
そのとき食中毒になり、38℃を超える熱が出ました。

熱は一晩で下がり、事なきを得たのですが
その翌日、びっくりするほど真っ黒な血尿が出たのです。

そしてこれが原因とは言えないけれど、また流産。


その後、会社の健康診断で尿蛋白の異常値。
しかしながら、そのときは関連性がわかりませんでした。


その後もう一度、
咽頭炎に罹り高熱を出し、翌日また真っ黒な血尿。


ネットで症状を調べたら
IgA腎症という自己免疫の難病の症状と同じでした。

(ちなみに私の頃は指定難病ではありませんでした。)


IgA腎症の治療はステロイドを使います。
ステロイドパルス療法と言って、
3日間点滴でステロイドを大量投与して4日休むのを4週繰り返します。
その後、1年間ほど脱ステロイドをしていきます。

もちろんその間、妊娠はできません。

治療が終わった頃、わたしは35歳になろうとしていました。


この頃から、少しずつ
人間のココロと身体の繋がりについて学んでいました。

中医学で言う「腎」が弱ると

クヨクヨ、後悔、マイナス思考、心配性といった面が現れます。

まさにわたしは

妊娠しても流産を繰り返し、ひたすらクヨクヨ後悔ばかり、

他人を妬んではマイナス思考で泣いてばかりの日々でした。


あ、わたし「今」を生きていない。

ある日、そう感じました。
過去を後悔して、未来を憂いているだけの日々。
今ここに居るわたしにはまったくフォーカスされていない。
それは、わたしが「今ココで生きていない」ということでした。

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