無駄を全力で楽しむ、紙上フェス!

なおみん編集長です。
昨日は人に会う日でしたー!

新しい「はぐみ」のこと
みんなが真剣に向き合ってくれる。

問題提起も、耳の痛い言葉も
すべて[良いもの]にするために
投げかけてくれるありがたい言葉たち。


お昼食べながら言われた
[メリットは?]という言葉。
昼下がりに言われた
[コンセプトは?]という言葉。


わたしの中で
何かがブレているのだろうか。

明確なコンセプトは
果たして存在するのだろうか。

メリットなんてあるのかな?

わたしはなんのために
本をつくるのだろうか。

そんな自問自答を繰り返しながら
ジブリ博を観に県立美術館へ。

美術館の企画展は
いつも行く度に刺激をもらう。

つくり手の心象に触れることができて
自分の気持ちの整理にもつながるし
魂が震えて創作意欲を掻き立てられる。


ジブリ博を
観に行った人は分かると思うけど

「もののけ姫」のコピーについて
糸井重里さんとのやり取りがあって。

なんかそのやり取りや
もののけ姫の存在自体が
今の自分や「はぐみ」と
畏れ多くも重なってきたんだよね。

言葉では語り尽くせないほどの
深いテーマがあるからこそ
それをひとことに集約させることが
如何に難しい作業か。

このラスボスみたいな課題に
どう向き合おうかと。


そのあと、
他の展示を順に見ながら
ふと気づいたというか
何かが吹っ切れた。



メリットなんて必要ない。

そもそも
メリットありきものなんて
わたしが楽しくない。

ていうかもはや
メリットどころか無駄しかない。

わざわざ時間かけて
自分の好きって気持ちだけ全力で
世の中の役に立たないような
紙媒体での表現活動

言いたいことはウェブで言えるし
発信力あるならひとりでできる

でも敢えて
そんな役に立たない紙媒体に
全力を注いで、みんなで表現するの。

とはいえ
わたしは紙媒体が大好きだし
全然役に立たないって思ってないよ?
もちろん誰にも言われてない。

[文化祭みたいですね]
そんな表現をしてくれた人がいる。

文化祭、うん近いかも。
でも自発的にやる文化祭ね。
うちのクラス何やるー?じゃなく。

どちらかと言えば
紙上フェスだな、多分。

年4回、紙媒体でフェスやる感じ。


メリットはないかもしれないし
無駄しかないとも思うんだけど


無駄なことに心血注ぐ時間って
結局無駄じゃないって思ってる。


そんなわけで
新しい「はぐみ」のコンセプトは
タイトルのとおりとなりました。

[無駄を全力で楽しむ、紙上フェス!]


昨日会って、話して、観て、
感じたことすべてが、つながってます。

わたしの周りには
最高の人しかいないんだろうな。


わたしたちと一緒に
最高の無駄を楽しみましょ!

つくるひと、まだまだ募集してます

待ってるよ!

HUG me Editors Room

「はぐみ」編集部のホームページです