コミュニケーション。

はぐみ岩手編集長
なおみん こと高橋直美です。

今日は、人間のコミュニケーションについて書こうと思います。

これはネコですけどね 笑



人と人間の違い

人はひとりでは生きられない
それどころか、ひとりでは生み出せない
そんな生き物です。

単体で見るとき、
わたしたちはみんな「人」ですが
そこにコミュニケーションが生まれると
「人」から「人間」になります。

人として生まれるために
人間同士のコミュニケーションが必要で

そして生まれてから死ぬまで、
誰かと常に関わり合いながら過ごします。


フリードリヒの実験で
赤ちゃんに必要最低限のお世話だけを施し
目を合わせず肌の触れ合いもなく育てたら
赤ちゃんは1年生きられなかった
というものがあります。


愛の対義語は憎しみではありません。
憎しみというエネルギーは
愛と同じくらいに相手に向かっています。
親に虐待されても愛を感じてしまうのは
エネルギーが自分に向かっているからです。

愛の対義語
それは、無関心です。


好きな人に好きだと伝えて
嫌いだと言われることより
無反応でスルーされることのほうが
余程の絶望感があります。

そこには人間としての
コミュニケーションがないから。


自分に関心を持ってくれることが
誰だって嬉しいと思います。

自分に関心を寄せる人を
人は好きになるだろうし
好きになる人へは
関心を寄せると思うのです。


それはただ
話を聴くだけでなくて
いかに相手に対する関心を持って
相手から話を聴きだすか

という部分が重要で


わたしは
インタビューをするのですが
受け手の心の奥底にある
ハートの源泉を見つけ出すのが
とても大好きです。


そこで大切なのは

何故?

という疑問です。

今の状況にいたるまでの道のり
ひとつひとつの選択が
今をつくっています。

何故、あの日あの時
その選択をしたのか。


胸の奥に見える
小さいけどしっかり燃え続けるともしび
未来を見据えた眼差し

そんなのが見えた瞬間
わたしはとても嬉しくなるのです。



反対に
何を言っても
暖簾に腕押しな反応だったり
話を聴いてくれるけれど
わたしに対する関心が感じ取れないとか

そんな時は
絶望を感じます 泣


話していて楽しいのがいい

でも
別におしゃべりじゃなくても
こちらに関心が向いていると
感じ取れるのならば
無口でもいいと思うのですよ。



コミュニケーションって
お互いに関心を持ちあって
お互いの「何故?」を聴き合うこと
だと思います。


赤ちゃんが泣いているときに

ごはんかな?
オムツかな?
眠いのかな?

と、関心を寄せるように。

人間として生きている限り
好きだな、と思えるたくさんの人たちに
関心を寄せていこうと思います。




はぐみ岩手 創刊号のインタビュー
ハグミビト第一号は
フリーアナウンサーの村井由紀子さん。

どんな誌面になるのか
乞うご期待!

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