ココロの拠り所としての性教育。

なおみん編集長です。
いよいよ年末ですねー!
とはいえ今年は
静かなお正月になりそうですね。
さて
性のこと、人生のこと。
じっくり学ぶ『性人の日』スペシャル

と題しまして
1月11日、成人の日に開催します!

あと2週かーーーん!!!
年末年始のお休みを挟めば
あっという間の開催日です!


さてさて、ということで
今日は『ココロの拠り所としての性教育』
というテーマで書いていこうと思います。


ちょっとだけ重い話だけど、
最後まで読んでもらえると嬉しいな。


わたしが二十歳頃の話です。

当時お付き合いしている彼がいました。
途中から同棲を始めて、
お互いの実家に行き合うほどに
結婚を意識したお付き合いをしていました。

我が家は、
前の記事にも書いたように
性教育どころか、それっぽい話を避ける家庭。

そして兄は、
いわゆる『デキ婚』で、しかも離婚経験者。
わたしはそんな兄をどこかで軽蔑していて。

ある日実家に帰り、母に言われたのが

『妊娠だけはするなよ』

避妊のためのノウハウも教わることなく
コンドームを渡されるわけでもなく
何かあったら相談しろとも言われない。
たったこれだけのひと言でした。


そんなわたしに、
ソレがついにやってきました。

そう、予期せず妊娠したのです。


母には『妊娠だけはするな』と言われている
兄のように『デキ婚』はしたくない
(今は全然そんなこと思ってないけど)

そんな当時の
わたしの選択肢は、ただひとつ。
堕胎すること。

母にはもちろん、
当時の彼とも相談することもなく
一方的に堕胎することを決めたのでした。

(ちなみに
彼とはその後も続いたのだけれど
結局お別れすることになりました。)


母には未だに、
堕胎のことを話していません。



もし当時、母が
『なにかあったら相談してね』と
言っていたら。

子どもの頃から
性について話すことができていたら。


それはあくまでも
『タラレバ』に過ぎないけれど

もし母に相談できていたら
事実そのものは変わらなくても
そこで味わった深い哀しみや
なかなか拭い切れなかった罪悪感たちは
もっと軽くなっていたかもしれない。

今ではもう、
哀しみも罪悪感も殆どないけど
ひとりで背負うには、とてもとても
重たいものでした。

そして乗り越えるまでに
だいぶ時間を要しました。


わたしには子どもがいません。
自分の経験を子どもに伝えられない。

でも、今の子どもたちに
同じような思いをさせたくないのです。


まずはオトナが知っていてほしい。
そして子どもと話してほしい。

『大丈夫、何があっても味方だよ』

そんな拠り所を
オトナがつくってほしいのです。


子どもたちは

まずは自分を大切にすること。
性の持つ意味や在り方を知っておくこと。
相手を大切にすること、断る勇気を持つこと。

そんな知識を
ワクチンとして持っておくことが大切。


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